帝京安積高校教師銃撃事件から6周年
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1998年2月6日の夕方、自転車で帰宅途中の菊田孝之先生が、自宅付近の水門町の路上で車に乗った犯人から突然発砲され瀕死の重傷を負いました。幸い一命をとりとめましたが、6年経った今も治療費すら支払われていません。
銃撃したのは帝京安積学園が雇った元暴力団組長で、「教職員組合つぶし」を目的とした殺人未遂事件だったことがわかりました。犯人は逮捕され、その後の民事裁判では、帝京大グループ沖永壮一総長の指示のもとで行われていたことを証言しています。まさに、学園ぐるみの人道に反したとんでもない事件です。
事件後、市民レベルの真相究明と学園民主化を支援する会が結成され、さまざまな活動に取り組んできました。党石井国会議員も入って2002年8月には第1回目の文部科学省交渉を行い、このときの交渉と医学部入学前寄付金疑惑発覚によって、帝京大グループの総帥沖永総長は年末ついに辞任。福島県の総務部文書学事課とも県交渉を行い、その後も何度か交渉をしていますが、次第に積極的な姿勢をとりはじめている文科省とは対称的に、まったく誠意がありません。
昨年、私は江田さんの後を受け交渉設定から立ち会いましたが、県は学園を調査しようともせず、補助金は1年のみの制裁でこの問題は終わったこととしています。しかし、学園側はいまだに教職員組合との話し合いを拒否し、被害者への謝罪もなく、治療費すら払っていないのです。県は何の疑問も感じないというのでしょうか。何よりこんな経営陣と理事会のもとで、子どもたちがまともな教育を受けられると思っているのでしょうか。
<2月9日>
<日程>
2/12 議会運営委員会
13原発再開でのエネ協
14沢又部落の旅行
15 〃
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