初めての海外視察で上海へ
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先週21日〜24日、中国の上海を視察してきました。私が所属する商労文教常任委員会として、今年7月に県がオープンした福島県の上海事務所設置の検証が主な目的です。他には、県内の進出企業2社と日本人学校、上海青年旅行社、中国東方航空、日本貿易振興機構・ジェトロ上海センター、久光百貨店などを調査しました。
私にとっては初めての海外でした。上海は、世界有数の貿易都市で、人口は1,670万人。東京と埼玉を合わせたぐらいと聞いてその大きさに驚きました。市街地に入ると世界の一流ブランドの高級店がどこまでも続き、プラタナスの並木道はヨーロッパの街並みを模したものだとか。以前に何度か上海に行っている自民党県議の面々も驚いたのは、高級外車が増えたことと高速道路からみえるおしゃれな高層マンション、道路、地下鉄などの建設ラッシュでした。まるで日本のバブル時代のようですが、4年後の北京オリンピックがめあてです。中国政府も、上海と農村部との格差の広がりを是正するため、最近調整に乗り出し始めたとのこと。
ところで福島県は、上海になぜ事務所を開設したのかです。単に福島空港の利用客を増やすといっても、中国人労働者の平均月収が2万円といいますから、観光客として来日できるのはほんの一握りの富裕層だけでしょう。といっても相当の数なのでしょうが。他の分野の展開をどうするのかはまさに「暗中模索」の段階といえます。
<11月30日>
<日程>
12/1 白河市議団県交渉
県労連、地労委任命についての申し入れ
2 12月県議会開会
3 日本野鳥の会申し入れ
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