雪害によるハウスの倒壊現場を視察
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先月の半ばに降った雪の被害は、阿武隈山系に多く発生しました。春先に降るような重たい雪で、深さは私の所でもひざが埋まるくらい50cmもありました。
この雪でビニールハウスがつぶれるという被害が発生したため、22日には地元中田町を宗像農業委員と高橋市議と共に視察しました。黒木地区でしゅん菊を作っている農家ではハウスの半分がつぶれ、中田の観光名所となっている地蔵桜も枝が1本折れました。
県北地方の伊達郡ではもっと大きな農業被害がでました。30日に、1,400万円近くも大きな被害が出た霊山町を視察。前県議の阿部裕美子さんと長谷部県議とともに大橋町長や役場職員の説明を受け、畜産(鶏)、野菜、しいたけの3軒の被害農家を案内していただきました。前回の雪害の経験からパイプの太さを22〜25ミリ、あるいは45ミリという太いパイプにかえたり、10年以上持つというじょうぶなビニールに交換するなどの対策をとってきたところでさえ被害を受けました。
霊山町はいちご、野菜、しいたけ栽培などが盛んで、特にきゅうりは、伊達みらい農協の3分の1を占めるほどです。いま町が一番心配しているのは、雪害をきっかけに農業をやめる人が出るのではないかということで、町の支援だけでは足りない面を、県がカバーしてほしい、県の災害補助率を現行3分の1から2分の1へ引き上げてくれれば助かると要望されました。また廃ビニールの処理についても対策を講じる必要がありそうです。
これらの現地調査をふまえ、今週中には県へ要望書を提出する予定です。
<1月31日>
<日程>
1/31 雪害視察(霊山町)
〃 「銃口」観劇準備会
2/2 2月当初予算説明
5 高橋・紙・大門3国会議員による「東北草の根シンポ」
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