中国で反日デモが起きている原因は
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先週、中国各地で反日デモが広がりました。一部の暴力行為は許されないことですが、なぜこんな事態になったのでしょうか。最近日本政府が、中国や韓国などアジア諸国への侵略戦争を美化した扶桑社の歴史教科書を検定で合格させたことが直接の引き金ですが、この原因については日本政府もマスコミもあえてふれようとしません。
4月16日付の赤旗新聞で報道されたように、15日、衆院議長の招待で来日した中国の路全人代表大会常務委員副委員長の一行と対談した志位委員長は3つの問題点を提起しました。1つは、過去に日本が行なった侵略戦争と、現在中国で日本の民間で行なっている経済活動などを区別すること。2つ目は、歴史逆行の動きを見せている日本の一部政治家と、日本国民全体を区別すること。3つ目は、日本の一部の動きへの抗議や批判を暴力で表すのではなく、どんな問題でも道理ある冷静な態度を守ること。そして、中国在留の日本人、企業、大使館の安全確保について万全の対策をとるよう中国政府に伝えてほしいと要望しています。
福島県が昨年7月に開設した上海事務所が心配になって、私もメールで現地の状況と安否について問い合わせました。県事務所は日本領事館に近い所にあるようですが、県人や企業などみな無事であること。デモは領事館周辺だったが、暴力行為を警察がとりしまらかったとの指摘がありました。
2月県議会での自民党議員の歴史教科書に関する質問などからみて、今後の動きが注目されますが、それだけに日本政府の冷静な対応と過去の歴史認識を政府がきちんと向き合い正すこと、ここが最も肝心です。
<4月18日>
<日程>
4/20 インタビュー
〃 保原町で県政報告会
21県議団会議
22木村さんニューヨークへの壮行会
23民主教育センター総会
〃 福島で県政報告会
24中田町しだれ桜めぐり
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