海外視察中止や旅費など議会経費の削減を求める
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去る4月27日、渡辺新議長に対し県議会の経費削減の申し入れを行いました。
今年3月29日に発表された昨年度分の外部監査結果報告書では、県の行政経費全般の縮減の取り組みが求められ、特に県議会の海外視察について見直すべきとの指摘がありました。
自民党や他会派からは、海外視察の意義について県民に説明するなどと強気の反応があったようですが、厳しい県民のくらしをみれば1人100万円前後の旅費はどうみても高額です。4年間の任期中一回行けることになっていますが、私たちは、すでに昨年中止すべきと申し入れていますし、参加しないことも表明しています。今回これをあらためて申し入れました。合わせて、議会運営委員会と広報委員会の視察は原則廃止、旅費のグリーン料金支給廃止と宿泊料縮減を求め、さらに、議会公用車の運用の見直しを求めました。
そのせいでしょうか。先週開かれた議会運営委員会では、視察内容についての議会事務局からの提案は、私たちが5人の時代にも主張していた、委員会での参考人招致や請願者の意見陳述、公聴会の実施県の調査についてでした。他会派だけでなく当局も意識しているようです。
交通費を含めた旅費については、すでに数年前に見直しされ、より実費に近いものに縮減されました。もちろん、今後も精査は必要です。しかし、今回驚いたのは、議長と副議長につく公用車でした。それぞれ自宅まで送迎しているうえ、翌日早い出発の時は運転手の前泊があります。こんな慣例は自ら改めるべきと思うのですが。
<5月17日>
<日程>
5/18 ニューヨーク派遣団報告会
19 「子どもと教科書全国ネット21」の学習会
20 前進座観劇
22 ジェンダーフリー教育シンポ=福大にて
(女性県議4人、男性県議2人他)
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