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JR只見線にかかる橋梁撤去工事の事故視察と申し入れ
今月9日夜9時28分頃、金山町地内の旧橋梁の撤去工事中に、JR只見線の列車に橋桁が落下する事故が発生しました。幸いけが人がいなかったものの、一歩間違えば大惨事です。
私たち県議団は、現地調査を18日に行い、今日県へ申し入れました。役場内に設置された県と町の現地対策本部を訪ね県の出先職員から説明も受け、撤去工事手順の計画書では、つり橋の真ん中から始めることになっていたのを、なぜか対岸川の先端の方から行われたこと。なぜ手順を変えたのか、誰が変更を認めたのかについては、警察の調査中を理由に不明としました。地元金山町の青柳議員と三島町の斎藤議員、只見町の三瓶議員の3人の案内で事故現場へ。列車は前日撤去され、そのせいか橋は全体に下がっていました。コンクリートをはがして今回の事故を招いた思われる先端部分ははねあがり、すぐそばでは作業員1人が監視しています。新しい橋は03年に完成していますが、県の林道である橋の架け替えの必要性について住民からは疑問の声もあったそうです。
今日の農林水産部長への申し入れでは、工事を請け負ったJFEエンジニアリング(株)が談合疑惑で摘発されたばかりであり、その点からも県のあり方が問われると指摘。県は指名停止処分にしたといいながら、撤去工事はこの業者が続行します。JFEは新旧の工事のどちらも落札し、計10億円の仕事でした。入札結果を調べたら、新橋工事は95.67%の落札率、撤去工事の方は全ての業者が予定価格を下回り、JFEはさらに低い価格で78.32%の落札率、一般競争入札の形をとっていても不自然です。
<6月20日>
<活動日誌>
6/21 6月県議会開会
〃 前進座「銃口」公演
23 代表質問
24 〃
25 高校同窓会幹事会
26 市民メディア・イコール総会、講演会
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