郡山相談センターを郡山児童相談所として独立を
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6月県議会の私の一般質問で、あらためて「児童相談所体制」についてただしました。
福島県は、今年4月より児童福祉司を5人増員し31人となりました。増員されたのは、福島市にある中央児相の本所に2人、会津若松市にある会津児相の本所に2人、いわき市にある浜児相の本所に1人です。国の児童福祉法施行令が改正され、今年4月から児童福祉司の配置基準が「人口10万〜13万人に1人」から「5万〜8万人に1人」に変更されました。県は、今度の増員で一応の基準を満たしましたが、それでも人口比で最も多く配置している青森県の半分の人数です。
では、今の人数でいったいどれだけの相談を受け付けたのかといえば、年間5,000〜6,000件、1人あたり205件です。虐待相談の受付件数は、年間200件前後ですから、ほとんど虐待問題の対応だけで手一杯といえます。
ところで、郡山相談センターは、かつて中央児相の「分室」扱いでした。私が県議会で何度も取り上げ、2002年度にようやく「相談センター」に格上げされました。しかし、児童の措置を決定する最終判定は今も福島市で行われ、子どもも福島市の児相で保護されるという構図は変わらず、中途半端な位置づけのまま3年目を迎えました。ここを「独立」させるためには、一時保護施設も必要ですが、その検討さえしていないことが答弁で明らかになりました。
あまりのすれ違いの当局答弁には、他の県議からも批判のヤジがあがるほど。私の再三の追及に「オレも賛成」という応援の声がありました。あきらめずに、また求めていこうと思います。
<7月5日>
<日程>
7/6 6月県議会閉会
8湖北省人民代表大会の訪問団と懇談・レセプション
9原水協署名行動
10郡山東高校同窓会
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