6月9日、JR只見線の金山町地内で、只見川に架かる撤去中の旧鉄橋の橋げたが通過中の列車に衝突する事故が発生しました。
けが人がなかったことは不幸中の幸いでしたが、10日以上たっても、JR只見線の運転再開の見通しは立っていません。
只見線を生活路線や通学路線として利用する地元住民のみなさんはもちろんのこと、観光シーズンを間近に控え、関係者の不安が募っています。
私たちは18日、現地事故対策本部をたずね、現状の説明を受けるとともに、金山町・三島町・只見町3町の地元議員とともに現地調査を行いました。
工事発注者である県として、以下の点について申し入れます。
1 事故原因の徹底究明と、県と事業者における責任の所在を明らかにすること。
2 JR只見線の運転再開を図るにあたっては、現場の安全確保を最優先すること。
3 公正取引委員会によって談合疑惑が告発されたJFEエンジニアリングがこの工事を請負っているが、発注者として県の責任が問われる問題である。その経緯の詳細と、指名停止を含めた今後の対応を県民に明らかにすること。
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