少子化が進むなか、子育てのための支援はすべての県民の願いです。
しかし、子どもをめぐる政府の対策は、まだまだ進んでいません。中でも、医療費の負担は子育ての大きな不安となっています。全国の県、市町村でなんらかの無料制度、補助制度が実施されていますが、政府の責任で実施することを拒否し続けています。
未来は子どもたちのものです。子どもたちが健やかに成長し育つために医療費を義務教育が終えるまで無料にすることは、国が行うべき最優先の仕事ではないでしょうか。
医療費無料化年齢の拡大の実現は、一部の地域ではすでに始まっていますが、特に福島市が県内13市でははじめて、新年度から小学校6年生まで医療費無料化の実施を決定したことは、福島市民のみならず福島県民の要望のつよさの現われです。 私たちは、新しくなった福島県知事が子育て支援に力を入れると表明していることを重視しています。
福島県内のすべての子どもたちが、どの市町村に住んでも、無料で医療を受けられるように、下記事項の実現をつよく求めます。
【要望事項】
1、 国に対し、「子どもの医療費無料制度」の創設をつよく求めること。
2、 福島県内すべてのこどもの医療費を中学校卒業まで完全無料化すること。
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