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靖国DVD「誇り」について教育長への申し入れ
                          2007年6月1日

福島県教育長
 野地 陽一 様

日本共産党福島県議会議員団
団 長 神山 悦子
副団長 宮川えみ子
幹事長 藤川 淑子

県内の学校で青年会議所作製「誇り」(靖国DVD)
を授業で使わないようにすること
 日本の侵略戦争を「自衛、アジア解放のための戦争」だったと肯定・美化するアニメーションDVDを教材にした教育事業が、文部科学省の研究委託事業「新教育システム開発プログラム」に採用され、全国で実行されようとしていることが明らかになりました。
 この教材は、日本青年会議所が作製した「誇り」と題するDVDで、青年会議所は、採用されたことを大宣伝し、全国の学校でDVDを使った教育事業を行おうとしています。すでに2月から6月にかけ、全国の学校など93カ所で実施または予定されています。
 DVDは、戦死した青年が現代に現れ、女子高生を靖国神社に誘う内容で、日本の侵略戦争を「大東亜戦争」と呼び、「愛する自分の国を守りたい、自衛のためだった」と教えています。日本の植民地支配については、「道路を整備し学校を設置した」というだけで、侵略・加害の歴史にはふれていません。
 過去の戦争への反省とおわびを述べた1995年の「村山談話」に反するものであり、文部科学省は委託をただちに撤回し、上映活動をやめさせるべきものです。


 本県において、このDVDを使っての授業を行っている、または行おうとしている学校の有無をつかみ、使用しないよう徹底することを求めます。

以 上



日本共産党福島県議団
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