教員採用をめぐる議員の働きかけに関し再調査を求める申し入れ
福島県議会議長
遠藤 忠一様
日本共産党福島県議会議員団
団長 神山 悦子
副団長 宮川えみ子
幹事長 藤川 淑子
教員採用をめぐる議員の働きかけに関し再調査を求める申し入れ
今回明るみになった教員採用をめぐる不正事件に関し、先月28日の代表者会議では「県民から疑念を抱かれるような働き掛けは一切行わない」との申し合わせを行っていますが、過去の議員の働きかけの事実関係については不問としました。
一方、教育委員会は過去10年間における調査を行い、今月22日に充分とはいえないが一部関わりのあった職員の処分を公表したのとは、あまりにも対象的です。
私たちが7月18日に申し入れたように、行政の人事権に議員が介入することなどあってはならないことであり、少なくとも教育委員会の調査結果では議員からの働きかけがあったとされている事実について、議会自ら自浄作用を発揮し県民に明らかにすることは、議会としての責務ではないでしょうか。
したがって、以下の点を再度申し入れるものです。
- 教員採用試験をめぐり、「口利き」や「働きかけ」等の行為に関わった県議会議員は、自ら公表するよう求めること。
- 議会として自浄作用を発揮し、少なくとも県教委と同様に過去10年間について議員の関与についての調査を行い、その結果を県民に明らかにすること。
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