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エチゼンクラゲ大量発生による被害の対策を求める要望書

2009年12月4日

福島県知事 佐藤 雄平 様

日本共産党福島県議団 神山 悦子
藤川 淑子
宮川えみ子
いわき市議団 高橋 明子
溝口 民子
伊藤 浩之
渡辺 博之
相馬市会議員 村松 恵美子
南相馬市議団 渡部 寛一
郡 俊彦
新地町会議員 井上 和文
浪江町会議員 馬場 績
         

エチゼンクラゲ大量発生による被害の対策を求める要望書

 日本海沖で大量発生が問題になっていたエチゼンクラゲが、太平洋沿岸にも現れて漁業に深刻な被害をもたらしています。日本の漁業はこの間の燃油の高騰により重大な打撃を受けてきました。年々漁師の数は減少傾向にあり、後継者問題は漁業の将来にとっても重大な問題になりつつあります。加えての巨大越前クラゲの大量発生が追い打ちをかけ、漁に出られない、網が破れるなどの深刻な事態が起きています。漁を休めば全く収入が途絶えてしまうことから、やむなく出漁するものの、魚が採れないとクラゲとの闘いに漁師の間には不安と焦りの色が広がっています。
 巨大クラゲによって壊された網の修繕費は大変な負担となり、漁業経営を圧迫する要因となります。このクラゲとの格闘は、水温が下がるしばらくの間続くものと推測され、このままでは漁師は年越しもできなくなると生活の不安も出てきています。
 またこれから毎年被害が繰り返されるのではないかとの不安の声も出されていますが県によっては対策を講じ始めたところもあると聞き及んでいます福島県においても、事態の深刻さを受け止められ、直ちに対策を講じられますよう以下の点について要望いたします。

  1. 巨大クラゲ発生の実態を直ちに調査し被害状況を把握すること
  2. 国等の関係機関とも連携し原因究明と根本対策を進めること。
  3. 巨大クラゲで被害にあった網の修繕費の助成を行うこと。
  4. 休漁する場合の何らかの補償措置を講じるとともに、漁獲共済掛け金への助成を講じること。
  5. 年末を控えて、年越し生活資金の緊急融資を行うこと。漁協が行う融資への県の利子補給を行うこと。

以 上



日本共産党福島県議団
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