ワクチン接種助成を実現することについての申し入れ
福島県知事
佐藤 雄平 様
日本共産党福島県議会議員団
団 長 神山 悦子
副団長 宮川えみ子
幹事長 藤川 淑子
子宮頸がん予防などのワクチン接種費を盛り込んだ補正予算が国会で成立しました。新たな公費助成の対象は、子宮頸がんのほか、ヒブ(Hib、インフルエンザ菌b型)、小児用肺炎球菌の各ワクチンです。いずれのワクチンも負担が高額なため普及が遅れています。
すでに県内市町村では、子宮頸がんでは8市町村、ヒブと肺炎球菌の2種類は10市町村が実施または予定をしており、助成対象の年齢や金額はばらつきがあります。
国と市町村で9割をカバーするとの事ですが、県として独自の助成を行い、県民が無料で受けられるよう市町村を励ますようになれば、一気に全市町村での助成制度が広がり、県内の子どもがどこに住んでいても同じように安心してワクチン接種ができるようになります。
こどもたちのいのちと健康を守り、子育てしやすい福島県の実現のために、県としての役割を発揮されるよう以下の項目を申しいれます。
1 子宮頸がんのほか、ヒブ(Hib、インフルエンザ菌b型)、小児用肺炎球菌の各ワクチン接種を県民が無料で受けられるよう県独自の助成を行うこと
2 国に対して、年ごとの予算で対応するのではなく、予防接種法を見直し、法的な裏付けを持った定期接種の対象とすることを強く求めること
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