知事の「プルサーマル受け入れ表明」に関わり
議会の対応のあり方についての申し入れ
福島県議会議長
佐藤 憲保 様
2010年8月6日
日本共産党福島県議会議員団
団 長 神山 悦子
副団長 宮川 えみ子
幹事長 藤川 しゅく子
知事の「プルサーマル受け入れ表明」に関わり
議会の対応のあり方についての申し入れ
本日、知事は、福島第一原発3号機でのプルサーマル計画を受け入れることを正式に表明しました。
私たち県議団は、県民の命、安全・安心を守る立場から、先の見通しもなく危険なプルサーマル計画を受け入れるべきでないと一貫して求めてきたところですが、きわめて憂慮すべき事態です。
ところで、今回の知事の表明は、これまでの県の姿勢を180度変更するものであり、県民の命、安全・安心にかかわる重大な方針転換です。県議会が、知事の判断について説明を求める場をもうけるのは当然であり、緊急に開催すべきです。
先日の代表者会議において、議長は、「エネルギー政策議員協議会」でと考えている旨うかがっていますが、エネ協は各会派間の単なる協議の場にすぎず、議会としての結論や方向を出す場でもありません。しかも1人会派の議員はメンバーに入っておりません。
今回の知事の判断は、県民全てにかかわる重大な問題です。県政の監視役としての県議会が、全ての会派、全ての議員を対象としている「全議員協議会」の場がふさわしいと考えます。ここで知事の説明と受けるとともに、質疑も行なうべきです。
よって、全員協議会の開催を強く求めるものです。
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