降ひょう被害に対する支援要望書
福島県知事
佐藤 雄平 様
2010年8月25日
日本共産党福島県議団
団 長 神山 悦子
日本共産党須賀川市議団
団 長 橋本 健二
幹事長 丸本由美子
県政進展のために、日々ご精励をいただいておられますことに心より感謝申し上げます。
また、この度の須賀川市における異常気象によると思われる農業被災に際しましては、いち早く現地調査をいただきましたこと、心より厚く御礼申し上げます。
さて、去る7月25日および27日に須賀川市において発生した降ひょう被害と突風は、収穫目前のモモをはじめ多くの果樹等に被害をもたらしました。須賀川市の調査によりますと、被害総額3億3千万円余と発表されております。
収穫を心待ちにされていた農家の方々には、被害の衝撃とともに今後の生活に深刻な影響を与えられております。
つきましては、下記のとおり、被災農家に対する支援策を要望いたしますので、特段の御取り計らいをいただきますようお願い申し上げます。
1、農作物等の生産確保のために、次の支援を求めます。
- 樹草勢回復用肥料等購入費用に対する支援。
- 病虫害防除に対する支援。
- 種子、種苗等購入費用支援。
- 被災農業施設復旧資材購入に対する支援。
これら制度の県負担割合を拡大し、被災農家の負担軽減を図っていただきたい。
2、被害果樹の摘果および廃棄処理等に要する経費支援制度の創設。
3、被災農家の経営安定のために無利子または低利融資制度の創設。
4、最近の異常気象による気象災害は、局地的で被害も大きくなる傾向があります。
県の農業等災害対策補助金交付要綱の対象となる被害額等の基準を引き下げること。
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