未曾有の大震災と原発災害にあたって県民の安全・安心の確保のための迅速な対応を求めます(第4次)
3月11日に発生した東日本大震災によって、大津波が押し寄せ浜通り地方は壊滅的な被害を受け、さらに、かねてわが党が指摘し対策を求めていた原発の地震、津波対策の弱点が現実のものとなり、燃料溶融、水素爆発と深刻な事態を招いています。
こうした事態にあたって、何よりも県民の安全・安心の確保のために早急な対応が求められます。以下の項目について実現するよう強く求めます。
一、災害対策用にガソリンの確保を国に強く要請すること。
二、災害支援物資搬送用の車両、給水車、介護用の車両等へのガソリンの優先給油を徹底すること。
三、原発災害避難者の被曝スクリーニングを徹底するための機材、体制の確保を市町村と連携して図ること。
四、原発災害避難者へのヨウ素剤の服用を遅滞なくできるよう市町村への徹底をはかること。
五、障害者、病人、高齢者など避難指示地域に取り残されている災害弱者の救出を直ちに行うこと。
六、避難所が圧倒的に不足しており、雇用促進住宅、公営住宅等を開放し、受け入れをはかること。
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