未曾有の大震災と原発災害にあたって
県民の安全・安心の確保のための迅速な対応を求めます(第6次)
3月11日に発生した東日本大震災は、深刻な事態を招いています。
何よりも県民の安全・安心の確保のために早急な対応が求められます。以下の項目について実現するよう強く求めます。
一、県内の放射線のモニタリングポストの箇所を30キロ圏周辺を中心に、さらに川俣町、福島市飯野町にも増設し、県民に正確かつ分かりやすく伝えること。福島第1原発周辺の15日午後2時以降の数値を明らかにすること。検査する水道水箇所を増やし、県民に正確な情報を的確に伝え、不安や困難を与えないように手立てをとること。
二、川俣町で原乳の放射線量が基準値を上回っていたことが報道された。県内各地できめ細かく放射線量の調査をすること。
その上で、安全なものについては、メーカーにしっかりと引き取らせること。生産者が廃業に追い込まれないための手立てを早急にとること。
また、生産者は自主廃棄をしており、腐敗臭などの公害が発生する。廃棄場所、補償などがどうなるか不安であり、県の担当部署から今後の対応について明確にすること。
三、避難者の要望をていねいに聞き取り、対応すること。避難所の食料不足(郡山市)、県外避難の希望が寄せられているが、ガソリン不足、避難先の確保の不安が上がっている。これらの問題に適切に対処すること。
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