議会構成および運営に係る緊急申し入れ
東日本大震災と原発事故という未曾有の危機の下で、選挙後初めての議会が開かれます。
県民は、15万人が避難生活を強いられ将来展望が見えないなかで、1日も早い生活再建、県土の復興を願っています。
とりわけ放射能汚染から県民を守り、住み続けられる福島を取り戻すため、除染、全面賠償、原発からの脱却に向けて、県議会が党派を超えて一丸となって、現実政治を動かすことを強く求めています。
この県民の負託に応えるためにも、県議会が民主的に運営されることが必要であると考えます。
新聞報道では、最大会派の自民党が議会の役職を独占する意向が伝えられ、既にその名前まで公表するに及んでいることは、これまでの議会ルールを無視するものとして看過できません。
よって、以下の申し入れを行います。
- 議長は第1会派、副議長は第2会派から選出することを議会ルールとすること。
- 各常任委員会の委員長、副委員長の選出についても各会派の公正な配分を行うこと。
- 5人以上を交渉会派とする規定は見直し、1人でも会派として認め各派代表者会議に参加を認めること。
- 交渉会派のみで協議してきた各派交渉会、政審会は廃止すること。
- 今後、議員報酬をはじめ議員に係る諸経費の全般的見直しについては協議する機関を議会内に設置すること。
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